終盤戦に突入した参院選で、東北各地を巡回中の山本太郎率いる「れいわ新選組」は、16日に盛岡市、札幌市、17日には秋田市、仙台市に赴き、弛緩した国政の枠を突き破る市民主人公の新たな政党を誕生させるための支援を呼びかけた。仙台駅西口での街頭演説では、演説を聞くために足を止めた多くの人たちでデッキが埋め尽くされた。立憲民主党候補で唯一「消費税廃止」を主張する石垣のりこ氏(宮城県選挙区・新人)も応援に駆けつけ、有権者の側に立ってたたかう野党をつくることを訴えた。演説に真剣に聞き入っていた聴衆からは「一次産業を守れ!」「日本は植民地じゃない!」「政権を取ってくれ!」などの激励や声援が飛び交い、午後8時を過ぎても熱気冷めやらぬ空気に包まれた。現場の写真を特集する。