いかなる権威にも屈することのない人民の言論機関

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売り渡される食の安全 いま山口県でできること 元農林水産大臣・山田正彦

 TPP協定の批准から、これに沿って国内法の整備にとりかかっており、種子法廃止、種苗法改定、農業競争力強化支援法、農村地域工業誘導推進法、水道法・・・

政治経済2021.3.23 コメント(2)

「食料国産率」に要注意 昨年導入した新指標のまやかし

 TPP11協定、日欧EPA、日米FTAとあいついで大型貿易協定が発効し、40%を切る日本の食料自給率のさらなる低下が危惧されるなか、日本政府は・・・

社会2021.3.23 

れいわ新選組、東京都議選に挑戦 衆院兵庫8区の候補者も発表

 れいわ新選組(山本太郎代表)は18日に神戸市、19日には東京・参議院会館で会見を開き、次期衆院選と東京都議選(7月4日投開票)の公認候補予定者・・・

政治経済2021.3.23 

日本政府の祈祷スタイル

 21日に一都三県の緊急事態宣言も解除となり、「新たな闘い」などといわれているが、新たも何も、これまで日本政府としては新型コロナウイルスと闘って・・・

コラム狙撃兵2021.3.23 

『保育園に通えない子どもたち』 著・可知悠子

 東京都目黒区で2018年6月、両親から虐待を受けて5歳の子どもが死亡した。その子どもは幼稚園や保育園に通っておらず、周囲とのつながりが断たれた・・・

書評・テレビ評2021.3.23 

サマにならなかった下関市長選 「どちらも嫌だ」が62・5% 怒りの集団ボイコット

 下関市長選は14日に投開票を迎え、現職の前田晋太郎が再選を果たした。前代未聞の37・52%という低投票率が物語るように、選挙ははじめから終わり・・・

山口県2021.3.19 

20年で進んだ国家の衰退 主要国で最低水準の日本の賃金 配当金や役員報酬だけはうなぎ登り

 かつて「世界第3位の経済大国」と呼ばれた日本がいまや主要国で最低レベルの所得水準となっていることが取り沙汰され、年々厳しさを増す生活実感をとも・・・

政治経済2021.3.18 

「打つ手なし」の宣言解除

 産経新聞に掲載された記事によると、政府が一都三県に発令中の緊急事態宣言を21日に解除する方向で調整しているそうで、政府や専門家のあいだで「現在・・・

コラム狙撃兵2021.3.16 コメント(1)

見て感じた東北被災地の今 誰の為何の為の復興だったのか

 東日本大震災から10年目の3・11を迎えた。2017年に取材して以来、4年ぶりに現地を訪れた。向かったのは三陸沿岸部。岩手県から宮城県にかけて・・・

コラム狙撃兵2021.3.16 コメント(1)

有機農業の世界とコロナ  菌ちゃんふぁーむ代表・吉田俊道

 よしだ・としみち NPO法人大地といのちの会理事長。(株)菌ちゃんふぁーむ代表取締役。1959年、長崎市生まれ。九州大学農学部大学院修士課程修・・・

社会2021.3.16 コメント(2)

福島取材③ 「原発さえなければ…」 みんながもがいた10年間 浪江町や南相馬市を取材

 浪江町では、津波によって町内の6平方㌔㍍もの範囲が浸水、586戸の家屋が流出し、約1000の事業所が被災した。死者は182人(うち行方不明31・・・

社会2021.3.14 

福島第一原発 10年たっても再臨界と隣り合わせの現実

 福島第一原発1~4号機がメルトダウン(炉心溶融)や水素爆発を起こすという史上最悪の原発事故から丸10年がたつが、事故の収束そのものの見通しもい・・・

社会2021.3.11 コメント(1)

記者雑感 下関市長の報酬はいくら?

 こんなに低調で街の友人知人たちの多くが冷め切った下関市長選は見たことがないが、それはさておいて、「アイツ(前田晋太郎)って、いったいどれだけ報・・・

コラム狙撃兵2021.3.11 

『ザ・トゥルー・コスト ーファストファッション 真の代償ー』 アンドリュー・モーガン監督 

 衣服をつくる世界のアパレル業界をめぐる、少数者の貪欲と何億という人々の貧困を描いたドキュメンタリーである。都市部の若者をターゲットに2000年・・・

書評・テレビ評2021.3.11 

福島取材② 富岡、浪江、南相馬の住民に聞く 共同体離散促した棄民政策 特需で潤ったのはゼネコンだけ

 大熊町に隣接する富岡町は、2017年4月に避難指示解除準備区域と居住制限区域が解除となり、現在町内のほとんどの地域が居住制限解除となっている。・・・

社会2021.3.11 

記者雑感 荷物運びを手伝った男の子

 80歳はゆうにこえているご婦人Aさんの自宅を訪ねた時のこと、50㍍ほど離れた自宅前の道路脇をAさんが重そうな荷物を抱えながら、ゆっくりとした足・・・

コラム狙撃兵2021.3.10 

『消えゆく砂浜を守る』 著・コーネリア・ディーン

 著者はサイエンス・ライターで、アメリカ科学振興協会の一員である。本書で、アメリカでのハリケーンによる海岸災害とのたたかいの歴史を通じて、人間社・・・

書評・テレビ評2021.3.9 

福島取材① 双葉・大熊町のいま 6万7000人が故郷奪われ各地を転々

 東日本大震災と福島原発事故から10年が経過した。福島県では地震、津波の災害に加え、福島第一原発が水素爆発を起こして放射能が飛散し、大量の避難民・・・

社会2021.3.9 

【ルポ】東日本大震災から10年 住民還れぬ「新しい街」 大規模公共事業は誰の為? 宮城県牡鹿半島の実情

 石巻市の水産業の取材に続き、同じ市内でも震災からのハード面の復興が遅れていた牡鹿半島の取材に入った。石巻市は震災後、道路や建物などのハード面の・・・

社会2021.3.7 

『砂戦争』 著・石弘之

 もしもビルのなかでこの文章を読んでいるのなら、まわりの壁や床、天井となっているコンクリートの7割は砂でできていることを想像してほしい。砂の最大・・・

書評・テレビ評2021.3.4