いかなる権威にも屈することのない人民の言論機関

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世界の大きな変化と小さな種子島の挑戦 鹿児島県種子島在住・山本伸司

(2025年1月8日付掲載) はじめに    2015年6月にパルシステム生協連合会を退任して10年を迎える。同年7月に妻のいる種子島・・・

社会2025.1.18 

四半世紀間の「包囲網」を崩したトルコ・米国・イスラエル シリア・アサド政権崩壊の背景と影響 東京外国語大学教授・黒木英充

(2025年1月6日付掲載)  東京外国語大学教授の黒木英充氏は昨年12月25日、東京の日本記者クラブにおいて「シリア・アサド政権崩壊 背景と影・・・

国際2025.1.17 

「海底に眠る遺骨をご遺族の元へ」 長生炭鉱の水没事故から83年 長生炭鉱の水非常を歴史に刻む会共同代表・井上洋子

日韓国交正常化60年の年に    山口県宇部市の長生炭鉱の水没事故から82年となった昨年の9月26日に、ついに私たちは事故直後に埋めら・・・

山口県2025.1.12 

海は誰のもの?――健康被害はやがて公害に!! 秋田県由利本荘市・風力だめーじサポートの会会長 畑山昌子

 秋田に伝わるわらべ唄に、次のような歌詞がある。    「上見れば 虫っこ  中見れば 綿っこ  下見れば 雪っこ」    ・・・

社会2025.1.12 コメント(1)

限界点に来た日本の畜産  食政策センター・ビジョン21代表 安田節子

 2024年2月時点の畜産統計によれば、酪農家は700戸減、肉用牛では2100戸減、養豚では240戸減と離農、廃業が加速し、畜産・酪農危機が深刻・・・

社会2025.1.12 

フードシステムがもたらす多重危機 地域の多様で自由な種を守る元年に OKシードプロジェクト事務局長・印鑰智哉

 気候危機や生物大量絶滅危機が想定を超えて進みつつある。これらの多重危機の同時進行は深刻な食料危機を生み出すことは確実だ。異常気象のために実をつ・・・

社会2025.1.6 

先祖から受け継いだ有明海の自然を孫子の世代へ 地元を翻弄するオスプレイ配備計画 佐賀市ノリ養殖漁師・石尾義幸

 佐賀市川副町でノリ養殖を営んでいます。高校卒業後、父親のノリ養殖を手伝うようになり、南川副漁協の組合員の地位を受け継ぎました。佐賀の有明海ノリ・・・

社会2025.1.6 コメント(1)

【パレスチナ現地報告】破壊し尽くされた瓦礫の街で人間の尊厳と平和を求める人々 日本国際ボランティアセンター・大澤みずほ

 2023年10月7日以降、パレスチナはこれまでの歴史の中でも、過去とは比較にならないほど筆舌に尽くしがたい状況にある。特にガザ地区は地獄の様相・・・

国際2025.1.5 コメント(1)

「戦後80年」――高まる“戦前”回帰の危機 広がる政治不信、問われる「国民の覚悟」 沖縄国際大学教授・前泊博盛

 正月早々、残念だが「時代はとうに戦後から戦前に回帰した」ようである。    今年は“戦後”80年の節目を迎えたが、ここ数年でロシアに・・・

平和運動2025.1.5 

日本はトランプ政権の下での「新しい中東」にどう対応するか? 現代イスラム研究センター理事長・宮田律

 2023年10月7日に始まったガザ戦争でイスラエルによって殺害されたパレスチナ人は4万5000人、国際的な人権団体アムネスティインターナショナ・・・

国際2025.1.5 

彷徨う日本の「人権外交」を決着させる年に――イスラエルによるジェノサイドとどう向き合うか 東京外国語大学名誉教授・伊勢崎賢治

 遠い他国で起きている人権問題。    その中でも特に、国連安保理常任理事国の拒否権が国連としての行動を阻止している人権問題に対して、・・・

平和運動2025.1.5 

戦後80年、戦争と平和の岐路で正しい世論形成に役割果たす 年頭にあたってのご挨拶

 2025年の新年を迎えて、読者・支持者の皆様に謹んでご挨拶申し上げます。   ◊       ◊    長周新聞社は第二次・・・

コラム狙撃兵2025.1.1 

国民の苦難顧みぬ茶番国会 能登も救えぬ小粒政策で野合 経済災害から人々を救え! れいわ新選組が会見で今国会を総括

(2024年12月27日付掲載)  れいわ新選組は24日、臨時国会閉会後に国会内で記者会見を開き、参議院議員の山本太郎代表、衆議院議員の櫛渕(く・・・

政治経済2024.12.31 

日本の水産輸出額758億円減少 「ALPS処理水」の海洋放出から1年 政府は「需要喪失」の責任とり損失補填を

(2024年12月27日付掲載) 北海学園大学・濱田武士教授が報告    第53回北日本漁業研究会が19日、北海学園大学(札幌市)でお・・・

社会2024.12.31 

『米国を戦争に導く二人の魔女:フロノイとヌーランド』 著・成澤宗男

政権を渡り歩く戦争斡旋業者たち    第二次大戦後、「世界の警察官」を自認したアメリカの衰退は、目に余るものがある。米ソ冷戦構造が崩れ・・・

書評・テレビ評2024.12.31 

『朝鮮民衆の社会史――現代韓国の源流を探る』 著・趙景達

民族一体化をどう成し遂げたか    この本を読みながら、詩人・許南麒の長編叙事詩『火縄銃のうた』を思い出した。朝鮮戦争に向かおうとして・・・

書評・テレビ評2024.12.31 

緊迫するシリア情勢:政局、治安、難民と周辺国の関係性 東京外国語大学教授・青山弘之

(2024年12月25日付掲載)  中東のシリアでは、「アラブの春」の波が2011年3月に波及し、反体制デモの弾圧をきっかけに、シリア内戦が勃発・・・

国際2024.12.29 

トランプ再登場でウクライナの和平は実現するか 元外交官・東郷和彦×東京大学名誉教授・和田春樹 「今こそ停戦を」シンポから

(2024年12月23日付掲載) (12月16日、第7回「今こそ停戦を」シンポジウムの発言より)   ・トランプ再登場でウクライナの和・・・

国際2024.12.28 コメント(1)

米国の戦争政策の破綻と拡大するグローバルサウスの役割 青山学院大学名誉教授・羽場久美子

(2024年12月16日、第7回「今こそ停戦を」シンポジウムでの発言より)    この間の情勢の変化となぜ戦争が過激化しているのかを考・・・

国際2024.12.28 

日本は一刻も早くパレスチナの国家承認を 東京外国語大学名誉教授・伊勢崎賢治

(2024年12月23日付掲載)  ウクライナ戦争勃発後から「今こそ停戦を」と発信してきた国際政治や歴史研究、紛争解決の専門家で作るグループが1・・・

国際2024.12.28 コメント(1)