いかなる権威にも屈することのない人民の言論機関

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軍拡にタガが外れた日本 名古屋大学名誉教授・池内了

 ロシアのウクライナ侵攻以来、日本では「敵国」の侵略を抑止するためとして軍拡が叫ばれ、軍事研究推進の提案が大っぴらに、かつ矢継ぎ早に公表されてい・・・

教育・文化2023.1.7 

食料危機が突きつける農業再生の課題――正念場迎えた日本の食料生産 東京大学大学院教授・鈴木宣弘

 現在、世界的な食料危機の要因となっている「クワトロショック」(コロナ禍、中国など新興国による大量の食料輸入、異常気象、ウクライナ紛争)は、「食・・・

政治経済2023.1.6 

南西諸島北端・種子島をめぐる戦争と平和への活動について 日本の種子を守る会幹事長・山本伸司(種子島在住)

世界戦争の入口に立って    私は、2015年に首都圏の生協連合であるパルシステムを退任し、鹿児島県の種子島に移住しました。妻の地元で・・・

社会2023.1.6 コメント(1)

英国で看護師10万人が一斉スト“公的医療守るために賃上げを” インフレで生活苦、人手不足で現場激務「働く者が生きられぬ」

 イギリスでは現在、医療、鉄道、高速道路、空港、港湾、郵便、バスなどさまざまな公共サービス労働者が国内全土でストライキをおこなっている。2年以上・・・

国際2023.1.5 

戦争か―平和か― 岐路に立たされた日本社会 年頭にあたってのご挨拶

 2023年の新年を迎えて、読者・支持者の皆様に謹んでご挨拶申し上げます。   *       *    昨年は年明けから第・・・

コラム狙撃兵2023.1.1 コメント(1)

顔ぶれ刷新求められる下関市議選 崩れつつある安倍派の牙城 台頭する林派とのせめぎ合いも 本紙記者座談会

 下関市議会は2月の改選を前に任期最後となる12月議会を終え、この年末年始を経た1月からは一気に統一地方選モードに突入していく気配を見せている。・・・

山口県2022.12.31 コメント(1)

アメリカの代理戦争と緩衝国家の安全保障――琉球列島のトリップワイヤー化を問う 東京外国語大学教授・伊勢崎賢治

 「台湾有事」を想定したミサイル基地化が進む沖縄県宮古島市で10日、「琉球弧を平和の緩衝地帯に」と題し、東京外国語大学教授(紛争予防・平和構築学・・・

平和運動2022.12.30 コメント(3)

補償なき埋立工事は違法――上関原発計画をめぐる中電訴訟について 明治学院大学名誉教授・熊本一規 

 中国電力は1982年に山口県の熊毛郡上関町への原発建設計画を打ち出して以来、40年余たっても建設工事に着工できていない。2011年3月に福島第・・・

山口県2022.12.28 

「安保」口実に住民を監視 土地規制法の注視区域第一弾を発表 600カ所以上に拡大する狙い

 岸田政府が16日、重要土地利用規制法(土地規制法)に基づく第一弾の規制対象(注視区域及び特別注視区域)として、自衛隊駐屯地や国境に近い離島等5・・・

政治経済2022.12.27 

朝鮮人虐殺にどう向き合うか――関東大震災から来年で100年 東京都人権部が映像作品を上映禁止に

 東京都の人権啓発活動の拠点「都人権プラザ」(港区)で開催中の企画展で、関東大震災での朝鮮人虐殺を扱った美術作家・飯山由貴氏の映像作品が上映中止・・・

教育・文化2022.12.27 

武器買わされ戦場にされる選択 岸田政府の防衛費43兆円と大増税 米軍需産業のカモにされる日本

 高齢者の介護や医療費、教育費など国民に不可欠な生活関連予算を無慈悲に削り続ける一方で、岸田政府が今までよりさらにばく大な国家予算を投じて米国製・・・

政治経済2022.12.22 コメント(1)

議会事務局がなぜ答弁しない? 無関係の部局「承知せぬ」 下関市議会めぐる公用タクシーチケット問題を追及

 下関市議会12月定例会で、本池涼子市議(本紙記者)は13日、下関市議会正副議長の公用タクシーチケットの私用問題について質問した。この問題は、令・・・

山口県2022.12.21 

世界に類のない原発運転70年 地震列島で実行する無謀さ 岸田政府が運転期間延長に舵

 福島第一原発事故による世界にも例を見ない甚大な犠牲を経て、日本政府は「原発への依存度をできるかぎり低減する」とのエネルギー政策をとってきた。し・・・

社会2022.12.21 

追い込まれてんじゃないの?

 防衛大臣当時から病を患って車いす生活を余儀なくされていた岸信夫がこのほど政界引退を表明し、「わたしも60を過ぎたので、次の世代を考えなければい・・・

コラム狙撃兵2022.12.16 

電通絡みの五輪不正続々と 巨額公費を貪る汚れたビジネスの祭典 国民の苦難よそに荒稼ぎ

 東京オリンピックの開催から1年が経過した今夏以後、大会組織委員会や大会のマーケティング専任代理店を担った広告最大手「電通」、組織委理事など大会・・・

社会2022.12.16 

『日本インテリジェンス史』 著・小谷賢

 インテリジェンスとは、国家の政策決定のために情報分析や諜報活動をおこなうことと定義される。それは、映画『007』(英国のMI6がモデル)では勧・・・

書評・テレビ評2022.12.16 

【ルポ】酪農危機に直面する産地のいま――熊本県菊池地域を訪ねて 食料生産守る国の施策は急務

 輸入飼料や肥料等の生産資材の供給ひっ迫、価格高騰によって日本の農畜産業が厳しい局面に立たされている。なかでも存亡の危機といわれる酪農分野では、・・・

社会2022.12.13 

DVD『出稼ぎの時代から』 監督・本木勝利、大野和興 

 1960年代の「高度成長期」には、農村の若者が集団就職で都市に出る光景が各地の駅頭で繰り広げられた。それとともに、農家の大黒柱であった男たちが・・・

書評・テレビ評2022.12.13 

『GE帝国衰退史』 著=トーマス・グリタ、テッド・マン 訳=御立英史

 東芝が事実上破綻の憂き目にあった契機は、金融事業に手を出して破綻寸前の米原子力メーカー・ウェスチングハウス(WH)を傘下においたことだった。ま・・・

書評・テレビ評2022.12.13 

米軍需産業へのおべんちゃら

 混迷著しい自民党暫定政権のトップである岸田文雄が、権力ポスト維持のため背後勢力におべんちゃらをしているのか、来年度から5年間の防衛費の総額とし・・・

コラム狙撃兵2022.12.10