著者はノースカロライナ州立大学教授、進化生物学者。本書は、資本を集中投下し、機械化をおこない化学肥料、殺虫剤、殺菌剤、除草剤を大量投与して、遺・・・
書評・テレビ評2018.1.16
本書は考古学者の著者が、これまで歴史学者や民俗学者らが遺した具体的な資料にもとづいて、文字に残されることのなかった縄文人の思想、世界観に迫ろう・・・
書評・テレビ評2018.1.11
ルイーズ・ボーデンのノンフィクション絵本。人間は何百年ものあいだ、現在地を知ることなく航海していた。この本は18世紀になってはじめて、船の揺れ・・・
書評・テレビ評2017.12.30
ジャーナリストの著者が、豚肉を中心に据えてアメリカの日本に対する食料戦略をあばいている。豚肉といえば、TPP交渉において安倍政府が「関税撤廃を・・・
書評・テレビ評2017.12.23
4年間かけて浜に通い続け、ようやく乗船を許された1969年生まれの写真家が、宮城県鮎川を捕鯨基地とする沿岸捕鯨の、クジラを獲り、解体し、刺身や・・・
書評・テレビ評2017.12.11
著者の1人である伊勢﨑賢治氏は、2003年から日本政府特別代表としてアフガニスタンの武装解除を担った。本書は、布施氏が伊勢﨑氏にインタビューし・・・
書評・テレビ評2017.11.28
日本のメディアは昨年の英国のEU離脱について「欧州の危険な右傾化」とか「ポピュリズムの台頭」と報道し、英国在住のライターである著者の下にも「緊・・・
書評・テレビ評2017.11.22
TPP(環太平洋経済連携協定)をめぐって売国政治に反対する論陣を張ってきた東京大学教授の著者が、本書では安倍政府の規制改革推進会議が進める「漁・・・
書評・テレビ評2017.11.21
著者は一級建築士で、大手建設会社に入社した後、現場施工管理などの仕事をするかたわら、仕事の一部として建築写真の撮影を開始。退職後、写真事務所を・・・
書評・テレビ評2017.11.9
32年前の1985年8月12日、乗客乗員524人を乗せた日航ジャンボ機123便(ボーイング747、登録機体番号JA8119)が、東京羽田空港を・・・
書評・テレビ評2017.11.7
東京大学で非常勤講師など有期雇用の教職員4800人を雇い止めにしようとしていることが大きな問題になっている。早稲田大学でも2013年来、同様の・・・
書評・テレビ評2017.11.4
本書は、アメリカの著名な言語学者で、早くからアメリカの貧富の格差を批判し政治・哲学・教育の面から発言を続けてきたノーム・チョムス・・・
書評・テレビ評2017.10.28
デイヴィッド・ヴァイン著『米軍基地がやってきたこと』は、世界70カ国以上に約800の軍事基地を持つアメリカと、基地が置かれた国の政府や現地住民・・・
書評・テレビ評2017.9.21
NHKスペシャル「沖縄と核」(10日夜)は、本土復帰前の沖縄が最高時には1300発もの核ミサイル弾頭を貯蔵し、発射できる世界最大級の核攻撃基地・・・
書評・テレビ評2017.9.15
本書は、水俣病の経過を追いながら、半世紀以上現地に通い続ける写真家、本業から離れ患者を支えるジャーナリスト、会社の圧力に屈しなかった医者や学者・・・
書評・テレビ評2017.9.2
「日本の兵隊の加害責任を問わずに、アメリカの原爆投下や都市空襲を非難することはできない」という風潮は、戦後アメリカが一貫してふりまいてきたもの・・・
書評・テレビ評2017.8.31
NHKスペシャル20日夜放映の「戦後ゼロ年 東京ブラックホール 1945―1946」は、敗戦直後の占領下の東京の庶民生活と政商らの動きを追った・・・
書評・テレビ評2017.8.29
アメリカの独立系メディア『デモクラシー・ナウ』は11日の放送で、「グアムで米軍駐留への抵抗拡大」と題して、北朝鮮がアメリカの威嚇に対抗してグア・・・
書評・テレビ評2017.8.24
ルポライターの著者が、築地市場の豊洲移転は何が問題なのかをそもそものはじめにさかのぼって明らかにし、大企業優遇の東京都政を問い、・・・
書評・テレビ評2017.8.20
『ヨーロッパ・コーリング』(岩波書店)で新自由主義に対抗する欧州の新しい政治潮流の台頭をルポした著者は、現在イギリスで保育士をしている。本書は・・・
書評・テレビ評2017.8.17