原爆投下直後の広島の惨状を描いた映画『ひろしま』(関川秀雄監督)は、多数の広島市民がエキストラとして参加するなど、日本映画史上空前の規模の作品・・・
書評・テレビ評2019.8.22 コメント(1)
本書は現首相・安倍晋三とその父・晋太郎(外相や自民党幹事長を歴任)、そして父方の祖父・安倍寛(戦前の衆議院議員)をめぐるルポルタージュである。・・・
書評・テレビ評2019.8.22 コメント(1)
欧米の「石の文化」「鉄の文化」に対して日本は「木の文化」といわれることがある。日本人が木以外の材料で建築をしなかった歴史から来ているという。日・・・
書評・テレビ評2019.8.11 コメント(1)
映画『新聞記者』が話題となっている。参議院選挙の最中に上映されたことも重なって首都圏の映画館では連日満席が続いているという。日本でここ2、3年・・・
書評・テレビ評2019.7.27 コメント(1)
長周新聞社は2017年に発行した絵本『あざみの花』(作・古川豊子、絵・西沢昌子)を英語に翻訳し、『あざみの花 The Thistle Flow・・・
書評・テレビ評2019.7.24
3年前に韓国で発売され100万部をこえるベストセラーとなった小説『82年生まれ、キム・ジヨン』(著・チョ・ナムジュ)。日本でも2018年末に出・・・
書評・テレビ評2019.7.13
安倍政府が「特定技能」という新しい在留資格をつくったため、今年4月から外国人が単純労働を目的に入国できるようになった。しかし同じく4月以降、日・・・
書評・テレビ評2019.7.11
温室効果ガス(CO2)による「地球温暖化」が大大的に宣伝されるようになって30年になる。この間、アル・ゴア(元米副大統領)の『不都合な真実』が・・・
書評・テレビ評2019.7.2
安倍政府はゲノム編集をイノベーション戦略の核となる技術の一つと位置づけており、3月には厚労省がゲノム編集食品の安全審査を原則不要にする報告書を・・・
書評・テレビ評2019.6.23
新自由主義・グローバリズムのもとで貧富の格差が著しく拡大し、1%の超富裕層のための政治から99%の働く者の生活の繁栄をめざす政治への転換を求め・・・
書評・テレビ評2019.6.22
著者は日本人の医師であり、2010年からは国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)の保健局長として、ガザ地区やヨルダン川西岸地区、および周・・・
書評・テレビ評2019.6.6
著者は鯨類研究者で、東京海洋大学名誉教授。調査船に乗り込んでシロナガスクジラ等大型鯨類の資源生態を研究し、IWC(国際捕鯨委員会)の科学委員会・・・
書評・テレビ評2019.6.2
著者は米カリフォルニア州在住のサイエンスライターで、6年間、大学の臨界実験所でイカの繁殖習性を研究したり、カリフォルニア湾でイカ釣りの実習を経・・・
書評・テレビ評2019.5.28
世界各地で人造地震がひんぱんに起こっている。最近の地震学研究では、この10年間だけですでに100カ所以上の場所で起きているという。このことはと・・・
書評・テレビ評2019.5.28
昨年11月17日、フランス全国の2000箇所以上の交通要所で、自動車の運転手に携帯が義務化されている黄色いベストを着た人人が、燃料税に反対して・・・
書評・テレビ評2019.5.21
5月3日の憲法記念日、安倍首相が日本会議系の改憲集会などにビデオメッセージを送り、「令和元年という新たな時代のスタートライン」に立って改憲議論・・・
書評・テレビ評2019.5.16
1972年生まれの著者は、米国在住のジャーナリストであり、テキサス大学教授でエコノミストであるとともに、WTO(世界貿易機関)に反対する市民の・・・
書評・テレビ評2019.5.2
恵方巻きに象徴される「食品ロス」はよく知られるようになったが、日本で市場に供給される衣服の4枚に1枚が新品のまま捨てられているという「洋服ロス・・・
書評・テレビ評2019.4.27 コメント(1)
ロブ・ライナー監督が制作したこの映画は、2001年9月11日、アメリカで発生した同時多発テロ以後、アフガニスタン、イラク戦争へと突き進むアメリ・・・
書評・テレビ評2019.4.25
本書は冒頭、「私たちはいつまで魚を食べ続けられるか」という問いを発している。といっても、漁獲量の減少、漁師や市場関係者の高齢化をあげつらう悲観・・・
書評・テレビ評2019.4.23