Author Archives: chosyu
『ロシアのなかのソ連――さびしい大国、人と暮らしと戦争と』 著・馬場朝子
ロシアのウクライナ侵攻が始まって10カ月が経とうとしている。日本を含む欧米世界では、「プーチンは狂っている」「なにをするかわからない悪魔」とい・・・
書評・テレビ評2022.10.27
【現地ルポ】洋上風力に揺れる島を訪ねて――大規模計画が浮上する佐賀県唐津市・小川島で起きていること
佐賀県唐津市沖にある離島周辺の玄界灘海域で現在、いくつもの企業が大規模洋上風力発電建設を計画している。佐賀県が2018年度に同海域に洋上風力発・・・
社会2022.10.27
“生存権を脅かす種子法廃止” 種子法廃止違憲訴訟の最終弁論論旨 注目される来年3月の判決
「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」(代表・池住義憲、弁護団共同代表幹事長・山田正彦)が呼びかけ、全国の農家や消費者1533人が原告となって201・・・
社会2022.10.27
何度やれば気が済むのか 県民葬という名の清和会葬 地元でも一般の市民、県民は興ざめ
安倍元首相の山口県民葬が15日、下関市にある山口県国際総合センター・海峡メッセ下関でおこなわれた。県民葬といいながら、安倍派を中心に自民党・公・・・
山口県2022.10.21
「戦争やめ国民の生活救え!」 欧州各地でEU、NATO抗議デモが多発 燃料高騰で「凍える冬」が目前に
ロシア制裁の反動でエネルギーや食料価格が高騰する欧州では、各国でウクライナ戦争の早期停戦を求めるデモや、自国民の生活を顧みず戦争長期化に繋がる・・・
国際2022.10.20
『ストライキ2・0 ブラック企業と闘う武器』 著・今野晴貴
アメリカでは今、アマゾンやアップル、スターバックスなどで労働組合結成のラッシュが起こり、新たなストライキのうねりが全米を揺るがしている。また、・・・
書評・テレビ評2022.10.20
『ラテンアメリカの連帯経済 コモン・グッドの再生をめざして』 編・幡谷則子
かつて「アメリカの裏庭」と呼ばれたラテンアメリカで反米左派政権があいついで誕生し、左派ドミノと呼ばれて注目を集めている。本書は、こうした諸国の・・・
書評・テレビ評2022.10.20
右から左へ聞き流す力
岸田文雄を見ていると、ムーディ勝山の『右から来たものを左へ受け流すの歌』を見せられているような気分になって仕方がない。目を潤ませ哀愁を漂わせつ・・・
コラム狙撃兵2022.10.18
「資本主義的食料システムのカラクリを理解し乗り越える」 京都橘大学経済学部准教授・平賀緑 PARC自由学校講座より
新型コロナの感染拡大や今年に入ってからの食料価格の高騰などに直面するなか、日本でも食料自給の問題が議論されるようになってきた。PARC自由学校・・・
社会2022.10.16
中止の選択肢しかない上関原発計画 祝島漁民との民事調停は不成立に 中電の調査に法的根拠なし
中国電力の上関原発建設計画(山口県)は1982年に計画が浮上してから40年がたつが、今もなお着工できずにいる。40年のあいだにはあの手この手で・・・
山口県2022.10.16
安倍政権8年と統一教会の関係を検証 反響呼ぶ鈴木エイト・有田芳生の最新著書 覆い隠せぬ自民党との組織的関係
統一教会(世界平和統一家庭連合)と自民党安倍派をはじめとする国会議員、地方議会議員との深い関係が暴露され始め、その全容解明を求める世論が高まっ・・・
政治経済2022.10.16
なぜ今「台湾有事」が煽られるのか―作られる危機と加速する戦争シナリオ 岡田充・共同通信客員論説委員の講演より
「ノーモア沖縄戦」の会がシンポジウム開催 米インド太平洋軍司令官が昨年「6年以内」と公言した台湾有事をめぐり、日米政府は全国民の・・・
平和運動2022.10.10
一旦ガラガラポンせよ 来年2月に迫る下関市議選 膠着状態に風穴を 本紙記者座談会
来春の統一地方選の先駆けとなる下関市議選が来年2月に迫り、下関市内では動きが活発になっている。定数34議席に対して、明確に引退を表明している現・・・
山口県2022.10.6
「種子法廃止違憲訴訟」最終弁論の傍聴を 全国1300人の農家や消費者が原告に 7日に東京地裁で
「TPP交渉差止・違憲訴訟の会」(代表・池住義憲)が全国の農家や消費者約1300人を原告に、2019年5月に提起した「種子法廃止等に関する違憲・・・
社会2022.10.6
台湾有事に日本を巻き込む日米共同作戦計画―南西諸島を再び戦禍に晒してよいか 石井暁・共同通信専任編集委員の講演より
米中対立の焦点となっている「台湾有事」で再び沖縄を戦場にさせないための行動を呼びかけている市民団体「ノーモア沖縄戦 命どぅ宝の会」(共同代表/・・・
平和運動2022.10.6
『アメリカとは何か――自画像と世界観をめぐる相剋』 著・渡辺靖
ドナルド・トランプ前米大統領は、2020年の大統領選挙で敗北したが、前代未聞の連邦議会議事堂襲撃事件を煽動したとして非難されたにもかかわらず、・・・
書評・テレビ評2022.10.6
住民合意なき馬毛島基地建設 市長の公約破りに反発拡大 カネで地方弄ぶ防衛省 地元住民がシンポジウムで現状告発
日米の南西シフトの演習・機動展開拠点として馬毛島(鹿児島県)を軸にした種子島一帯の軍事要塞化計画が動くなか、基地建設反対を掲げて当選したはずの・・・
社会2022.10.1
広島こども図書館の移転問題から考える「まちの図書館化」計画 日本図書館協会図書館の自由委員会委員長・西河内靖泰氏に聞く
広島市は、「こども図書館」「中央図書館」「映像文化ライブラリー」を集約し、広島駅前の商業施設エールエールA館へ移転する計画を昨年11月にうち出・・・
教育・文化2022.10.1
「私がつかんだコモンと民主主義」 著・岸本聡子
著者はオランダ・アムステルダムに本拠地を置く政策シンクタンクNGO「トランスナショナル研究所(TNI)」に2003年から所属し、水道民営化問題・・・
書評・テレビ評2022.10.1
「安倍晋三万歳(マンセー)」の異様
世論の6割近くが反対しているなかで、27日に安倍晋三の国葬が実施された。会場となった武道館周辺は2万人もの警察官を動員して厳重な警備体制が敷か・・・
コラム狙撃兵2022.9.30 コメント(2)