長周新聞はいかなる権威に対しても書けない記事は一行もない人民の言論機関として1955年に創刊し、来年で64年を迎えます。真理真実が見えにくい混沌とした時代にあって、行き詰まった日本社会の打開を求める全国津々浦々の人々とつながり、よりよい社会を築いていく力にしていくために、読者網、通信網を広げる努力を強めています。
金力、権力におもねることのない報道を貫くためには、特定の企業や組織などのスポンサーに依存するわけにはいかず、1人1人の読者・支持者の皆さまの購読料とカンパに依拠して経営を成り立たせるほかにありません。言論機関として維持していくために、印刷代をはじめとした経費をまかない、さらに必要とあれば号外を発行したり、全国へ取材に出向いていくためにも、財政的な困難は乗り越えなければならないものです。この場をかりて、ホームページをご覧になっている皆さまに、本紙の定期購読・カンパのご協力を訴えるものです。
なお、ホームページには週3回発行する紙面のなかから幾つかの記事を選び出して掲載してきました。「有料制にしてはどうか」というご助言も頂くのですが、言論をより広めたい、より多くの人々とつながっていく媒体として、社会的に有用とされるコンテンツにしたいという願いから、無料にて誰でも自由に閲覧して頂けるようにしてきました。財政的な困難とは相反する選択なのかもしれませんが、それは今後もかわりません。
地元下関や山口県の記事だけでなく、国政や経済問題、国際的な問題まで、まだまだ守備範囲を広げて、多面的に取り上げていく努力は欠かせないと思っています。きたる2019年もよりパワフルに奮闘することをお約束し、ホームページ訪問者の皆さまへのお願いとします。
2018年12月10日 長周新聞社
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