いかなる権威にも屈することのない人民の言論機関

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展望前後

著者:福田正義

発行:長周新聞社

価格:1,500円

福田正義 戦前のたたかい。1,少年期の思い出/2,青年期の下関での活動/3,門司新報 福田正義評論/4,経歴に関して/参考・下関の社会主義運動

 本書では、満州事変以後の下関における左翼青年組織が壊滅したあと、「なにがなんでもやらねばならぬ」という決意で発行した文芸雑誌『展望』を前後した活動について書いた「展望前後」、その後日中戦争前夜の昭和11~12年、25~26歳のとき、「門司新報」に書いた芸術論、映画評、政治評論、略歴にかかわる講話など、全生涯とかかわった戦前の青年期の活動について編集している。

 「門司新報」では、そのほかに100編近いコラムを執筆しているが、それは別冊「猿とインテリ」に収録している。